悩みタイトル

タオルや、雑巾を絞るなどの動作をしたときに痛みが出る。
何もしていない時は痛みが出ない。(悪化すると何もしていなくても痛むことがある。)
ドアノブを捻る。
物を掴んで持ち上げる動作をした時に痛みが出る。
指を伸ばすと痛みが出る。
手首を反らせたり、内外に捻る動作をした時に痛みが出る。
これらの症状が肘の外側(上腕骨外側上顆)あたりに起こることが、テニス肘の大きな特徴になります。 

テニス肘に関する当院の考え

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは、手首に負担がかかるような動きを行った際に、肘の外側から前腕にかけて、痛みが出てしまう症状のことをいいます。一般的にはテニス肘(テニスエルボー)と言われますが、正式には、上腕骨外側上顆炎という病気です。テニス肘は、進行してしまうと症状がかなりキツくなってしまったり、慢性的に痛みが出てしまうことがあり、治療にかなり時間がかかってしまうことがあります。また、症状が酷ければ、ごく稀ではありますが、手術が行われる場合もございます。ですので当院では、一人一人の症状に合わせて、治療方針などをご提案させて頂きます。

テニス肘を放っておくとどうなるのか

テニス肘は、軽度であれば、数週間で治りますが、放置をしてしまうと、簡単には治りません。重度のテニス肘では、半年経過しても治るどころか、どんどん悪くなってしまうこともあります。また、テニス肘は、重たい物を持つ、運動を繰り返すなど、肘に負担が繰り返しかかることが原因になるので、そのような負担が続くとさらに悪化してしまいます。ですので、そうならないように、肘に痛みが出るような動作はなるべくしないようにする、体質を改善する、ストレッチなど、セルフケアをするなどの対策をしていただき、なるべく専門家に相談していただくことをお勧めします。

テニス肘の改善方法

テニス肘の改善方法
・保存療法…まずは安静を心がけ、症状が治るまではテニスや重たい物を持つことなど、肘に負担がかかるような動きは避けるようにします。
・リハビリテーション…ストレッチや筋力トレーニングなど、筋肉に負担がかかるようなリハビリテーションは、注射などのように即効性はありませんが、長い目で見た時に最も効果が高いと言われています。ただ患部への負担はかからない様にリハビリをしていきます。
薬物療法…炎症がある時は、非ステロイドや性消炎鎮痛剤や湿布を貼るなどで、炎症を抑えていきます。
他にも装具療法、体外衝撃波治療などがございます。

テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは

明るい挨拶

当院では、テニス肘には鍼治療がおすすめです。
テニス肘の原因となる筋肉は7つありますが、そのうち全ての筋肉を手で触ることはできません。ですので、鍼によって原因になっている筋肉を緩めたり、刺激を入れ、血流を促進させたりさせて症状の改善を早めることができます。また、テニス肘によって肘を痛めているとそれが原因で首や肩の筋肉に力が入ってしまい、緊張して痛みが出てしまう場合があります。その場合、一緒に首肩の筋肉の緊張をとっていくことも可能になります。ですが、鍼がどうしても怖いという方もいらっしゃると思いますが、他にも効果的なメニューはございますので気軽にご相談ください。

その施術をうけるとどう楽になるのか

鍼治療を受けると、原因の筋肉の緊張を緩めることや、テニス肘に効果的なツボに刺激をするできるので筋肉がほぐれあり、疲労回復の効果が出て、痛みが軽減します。また、刺激が加わることによって血流が促進され、症状を治す力が高まります。また、肩が硬い人は他の人よりも肘にかかる負担が大きくなるため、痛みの改善が遅くなってしまう場合がございます。ですので肩の筋肉の緊張を緩め動きを良くして肘の負担を減らしてテニス肘の痛みの緩和に繋げます。

軽減するための施術頻度は

症状にもよりますが、理想は毎日来ていただくことですが、週に1回以上を目安に施術させていただければと思います。ただテニス肘は、日常の動作で全く肘を使わないということが難しい為、治療が遅れてしまうことが多いです。しっかりと休養をとり適切な処置を行うことをおすすめします。まずはご相談していただけたらと思います。