悩みタイトル

バネ指
手の指に起きる腱鞘炎の一つで、指の動きが悪くなったり、指がまがったまま伸びなくなる病気です。
指を反復して使用することによる手の酷使が原因となることが多い。
ドケルバン病
親指の付け根におきる腱鞘炎で、親指下の手首あたりに痛みと腫れが出ます。
手を反復して使用することによる手の酷使が原因となることが多い。
化膿性腱鞘炎
関節リウマチ、結核、細菌感染が原因で起こる。
キーベック病
手を使った後、手首に痛みと腫脹が見られます。
握力が低下し、手首の動きが悪くなります。
TFCC損傷
外傷や加齢、繰り返しの負担などでダメージを受けて痛みが出る病気。
転倒して手をついたときや、スポーツでの使いすぎ、手首を酷使する仕事、炎症や加齢性の変化によって症状が出ます。

腱鞘炎に対する当院の考え

腱鞘炎の多くは仕事でパソコン業務が多い方やスポーツで手を酷使するスポーツ、また特に女性ホルモンの影響も受ける為、妊娠、出産期や更年期の20歳から30歳、50歳の女性の方が多いと考える。

腱鞘炎の主な原因は手を反復して使用することによる手の酷使だと考える。

また、日頃からのセルフケアをされていない方は腱鞘炎になりやすいと考える。
具体的には日頃から運動や睡眠、食事がしっかりと取れていない方、またお風呂のお湯に浸かる習慣がない方、筋肉の構成物質の多くを占めるタンパク質の不足など日常生活の身体のケアの仕方で腱鞘炎になりやすい人となりにくい人に分かれると考える。

もう一つの考えられるのは身体の冷えだと考える。
身体が冷えやすい人や冷え性を持病で持たれている方は体温が高い人に比べて筋肉や腱が硬くなる傾向にある。基礎体温の高さ低さは腱鞘炎の原因の一つだと考える。

腱鞘炎を放っておくとどうなるか

腱鞘炎を放置してしまうと、腱がさらに圧迫され手のしびれ症状が出てしまい、初めはたまに出るしびれ症状が慢性化してしまうと毎朝手がしびれてくる日常生活になり、さらに放置しておくと1日中しびれが出続けてしまう事になってしまう。
手のしびれ症状がさらに悪化してくると感覚が鈍くなり最悪のケースでは温冷感覚がなくなってしまう可能性もあります。
つまり腱鞘炎を放って置くと指を酷使する仕事やスポーツでは仕事やプレーができなくなってしまったり、日常生活の行動が制限されてきてしまう事が原因でストレスに変わってしまったり鬱になる可能性もあります。
また最悪のケースは手の手術をする事になってしまう可能性もあるので早期に治療をしていく事がとても大切になります。

腱鞘炎の軽減方法

腱鞘炎の改善方法は患部を安静にする事がとても大切です。腱は自身の再生能力を持たないとされていて、炎症が生じているところは休養させ、炎症が引くのを待つのが治療において大切。
ギブスなどで患部を固定する方法も有効的です。
夜間に指を伸ばしたテーピングをすると指の安静なり有効的です。
初期症状では患部を氷で冷やすことが効果的です。
慢性症状では患部を温める方法が有効的です。温めることで血行が、よくなり痛みを発症させない効果があります。
また、ストレッチや湿布薬も有効的です。
指をまったく動かさないと関節が硬くなってしまうので一日の内に何度か指のストレッチはしておくことが大切です。
具体的にはバネ指など特に効果的なグーパー運動をお風呂の中で行う。

腱鞘炎に対する当院の施術メニュー

当院でおすすめする腱鞘炎に改善に効果的なメニューはマッサージ治療や骨格矯正また筋膜ストレッチが効果的だと考える。
マッサージ治療や骨格矯正また筋膜ストレッチをおすすめる理由は全て血流を促進させる事ができる治療メニューであるためです。
初期症状の腱鞘炎の症状以外は血行を良くした方がより早くに改善に向かうという研究データが出ています。血行を良くする事で炎症が起きている患部に栄養や酸素がより行き渡りやすくなるので損傷部分の回復力が高まると考えます。また骨格矯正を並行して治療していく事で骨の歪みを整えると自律神経の働きが活性化するといわれています。自律神経の働きを良くするということは交感神経と副交感神経のオンとオフの切り替えがスムーズに行われる事に繋がってくるので身体を安静な状態に持ってきやすい環境になってくると考えるので3つのメニューを当院ではおすすめします。

施術頻度はどのくらいか

腱鞘炎を改善する為の治療頻度は患者様のその日の状態や症状の出方で変わりますが基本は初期段階では患者様が来れる日は毎日来院して頂き症状が軽減してくれば週に2〜3回へと減らし最終的には治癒の形に持ってくる。
慢性段階では理想は週に2〜3回来て頂き指のストレッチや関節の動きをつけて治療していけば症状軽減であれば、3ヶ月通って頂く来院指導をしていく。