股関節痛
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歩き初めの股関節の痛み
股関節が痛くて前かがみでものを取れない
詰まった感じがある
運動をすると股関節が痛む
ちゃんとストレッチしたのに走ろうと足をあげると痛む
先天性股関節脱臼
生まれつきでふとした時に痛むのと、UPC時に痛むこともあります
夜寝ている時の股関節の痛み
痛みによって目が覚めてしまうそうです
何かをまたぐ時の痛み
介護福祉士をされている患者様はお風呂の浴槽をまたぐ時に痛むそうです。 -
股関節痛に対する当院の考え
股関節痛の多くは変形性股関節症を考えますが、当院ではそのことに合わせて、骨盤や骨格の歪み、筋膜や筋肉の硬さ、歩行や靴のすり減りなども一緒に診させていただきます。骨盤や骨格が歪むことにより、筋膜や筋肉が引っ張られ、関節等に大きな影響を与えてきます。また歩行や靴のすり減りを確認することで、患者様の癖を知ることが出来、股関節にどういった影響を与えているのかが見えてきます。また股関節痛ですが、最初の原因が股関節にあるとは限りません。全体の身体を診させていただき、どこが原因かを問診とともにしっかりと確認していきます。
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股関節を放っておくとどうなるのか
初めは長時間歩いたり、運動後に股関節や膝や大腿部・おしりに痛みが出ます。その後日常動作でも痛みが出だし慢性的になります。また、股関節等が動きにくくなります。後に何もしてなくても痛くなり、歩行も困難になるほど関節が固くなってきます。また左右差が出たり、左右で足の長さが変わってきたりします。また股関節は日常動作のほとんどで使うことのある関節になります。だんだんと痛みを放っておくことで、今まで簡単に出来ていた日常動作、例えば前かがみになることや物をまたぐこと、歩くことや運動するのにも影響がでてくることになります。
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股関節痛の改善方法
股関節の疾患には中殿筋や小殿筋などの股関節外転筋の筋の萎縮を必ず伴うことから、運動療法が改善方法として挙げられます。まずは筋力強化としてと抵抗運動があります。様々な方向から抵抗を加えることで、自分がどの部位が弱いのかを判断できます。またこれ以上悪化させないためにも、歩行時の杖の使用や体重の管理も改善する方法のひとつとなります。また手軽にできるものでストレッチが挙げられます。股関節は様々な筋肉と関係があることから、ヨガやストレッチで伸ばしてあげることで、筋肉を弛め股関節に柔軟性を与えスムーズな動きができるようになります。
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股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
まずはTPCで骨格を正しい位置に戻していきます。骨格を正しい位置に戻すことで、付近の筋肉も正しい位置に戻すことが可能です。骨盤はがしでは、股関節周りの筋肉、大腿部の筋肉にアプローチが出来ます。また様々な関節にアプローチしますので、自分ではやりにくい関節の動きを出すことが出来、より股関節にアプローチができます。筋膜ストレッチでは、筋膜にアプローチすることで柔軟性が出て筋肉自体も共に緩まってきます。股関節痛は臀部の筋肉も影響していますので、鍼でマッサージでは難しい深筋までアプローチをかけていきます。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
TPCの手技で骨格が正しい位置に戻ることで、まず足が軽くなります。正しい位置に戻すことで筋肉もまた正しい位置に戻りますので、本来の柔らかさを取り戻し、上手に足が使えるので軽く感じます。さらに骨盤はがしと筋膜ストレッチを加えることで、普段上手に動かせなかった関節や筋肉を動かし、筋膜まで伸ばすのでいつもより足が上がりやすくなったり、足に力が入りやすくなったりします。最後に鍼をすることにより奥深くの筋肉まで緩めることが可能になりますので、身体全体が軽くなり、股関節の痛みを感じにくくなります。
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軽減するための施術頻度は?
改善するためには根本的に治すために半年から1年以上の治療期間が必要になってきます。3ヶ月ほどで痛みは取れてきますが、完璧に治った訳ではなく、すぐ元の癖に引き戻されてしまいますので、長期的な治療期間が必要になります。ペースに関しては、大体の方が2、3日で元に戻ってしまうとおっしゃられるので、週に2、3回で来ていただくことが必要になってきます。来院回数が上がるほど早期に完治に向かうことが可能です。