悩みタイトル

背中に急激な痛みが走る
背中の筋肉につっぱりを感じる
身体を傾けると痛みが出る
深呼吸をすると痛みが出る
前に屈もうとすると痛みが出る
身体を起こせない
咳、くしゃみ時に背中に痛みが走る

これらの症状に心当たりがある場合は、ぎっくり背中かもしれません。
ぎっくり背中は、筋肉の損傷によるものなので、肉離れに近い状態になります。

ぎっくり背中に対する当院の考え

ぎっくり背中とは、主に背中の筋肉の筋繊維や、筋肉を包んでいる筋膜が、微細胞断裂を引き起こす事が原因で起こるもので、軽い肉離れのようなものというイメージです。

ぎっくり背中は、急性で筋肉に炎症が起きている状態の事なので、強い痛みが出ることが多いです。ぎっくり腰と同様に、長い時間同じ体勢から急に動いたり、重たいものを持ったり、冷えたり、くしゃみをしたりした時などをキッカケに起こることが多いです。

放置をすると、大きな悪影響を起こすことがあるため、すぐに専門家に相談し、適切な処置をしてもらうことをおすすめします。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

ぎっくり背中を放っておくと、背中だけではなく、腰や首に不調が広がったり、脊髄や、脳にまで悪影響を与えて、痛みに鈍感になるケースがあります。
そして影響が広がってしまうと、必然的に良くなるまでの期間も伸びてしまい、日常生活に支障が出てしまいます。

また、いつまでも痛みが引かずそのまま慢性化してしまうということも少なくありません。他にも呼吸が苦しくなったり、手が痺れてしまうという事もあります。
ぎっくり背中を放置してしまい、痛みが日に日に強くなってしまい、痛みで夜が寝れなくなる方もいます。そうならない為にも適切な対応をするようにしましょう。

ぎっくり背中の軽減方法

発症直後は、炎症を起こしている状態になるので、まずは患部をしっかと冷やしましょう。保冷剤をタオルで巻いて当てたり、冷湿布を貼ったりして安静にします。出来るだけ背中に負担がかからないような体勢で休むことが大切です。
(例)背中を反らさないように横向きで膝を曲げて背中を軽く丸めた姿勢で休む。これは、背中への負担が少ない為おすすめです。

3日程度経過して痛みがマシになってきたら患部を温めて血行を良くして、固まった筋肉をゆっくり動かしたり伸ばしたりしましょう。(痛みがひどければ発症直後の方法を続けましょう)

施術を受けるとどう楽になるのか

【筋膜ストレッチ】…可動域が上がる為動かすことが楽になります。

【鍼、マッサージ】…背中の筋肉が緩み、血流が促進し痛みが軽減します。

【骨格矯正、猫背矯正】…姿勢を整え、背中にかかる負担を減らすことができるので、背中の痛みが軽減し更に持続しやすくなります。

【楽トレ】…身体を支える筋肉に刺激を与えることにより、普段使わない筋肉を意識できるようになります。またそれによって、骨格矯正の効力を更に持続させることができます。

軽減するために必要な施術頻度は?

症状にもよりますが、週に1回以上を目安に施術させていただければと思います。(理想は週に3回以上です)

症状が軽度な場合は、処置が疎かになってしまい、来院頻度が減って軽減されるのが遅くなってしまうことがあります。
しっかり集中的に週に1回以上施術を受けることをおすすめしますので、まずはご相談していただけたらと思います。